食物が豊富な時代なのに、ミネラルは確実に不足しています。

「栄養バランスに気をつけているのに、毎日なんとなくだるい」や「ダイエットしている」という人は要注意!

日々の食事でカロリーはオーバーしがちなのに、なぜか不足してしまうミネラル。 油や塩分の取り過ぎばかり気にかけて、大事なミネラルの事は気にしていない人も多いのではないでしょうか? 特に女性の間では、様々な「〇〇抜きダイエット」が流行するなど、外見を気にするあまり、体の中の健康が損なわれる危険性が高まっています。

ミネラルは、体の中では作られないため、食事から摂取する必要があります。 しかし、肝心の食物自体のミネラルが減少しているため、不足しているミネラルはサプリメントなどで補う必要があるのです。

ミネラルは単体で摂取しても、体内で有効に活用されにくいため、複数のミネラルをバランス良く摂取しなくてはなりません。また、無機物であるミネラルは、そのままでは体内に吸収されにくいため、有機物でコーティングした「キレート化」されたサプリメントを選ぶことも重要です。

ミネラルが不足している現実を把握し、食事やサプリメントの正しい摂取方法を知ることはとても大切なことなのです。

油や塩分・カロリーが多く栄養の偏った食事

カルシウムってどのくらい必要?足りないとどうなるの?

不足原因その1.天然塩の塩田が無くなったことで、食事もミネラル不足に!?

イオン交換膜による精製塩の流通で、毎日の食事が微量ミネラル不足に。

海水を蒸発させて塩を作っていた頃は、日々の食卓に出るお漬物やお味噌汁などに、1日に必要な微量ミネラルが十分含まれていました。海水に含まれる微量ミネラルがそのまま塩に凝縮され、それが料理に使われていたからです。
ところが、昭和47年から、塩の製造方法が、従来の塩田から天候に左右されにくいイオン交換膜製塩法に変更されました。この方法で作られた塩は、海水中に含まれているマグネシウムやカルシウムなどの微量ミネラルが除去されてしまいます。塩は1905年から平成9年まで専売制だったため、日本国内に流通する塩は、一気に微量ミネラル不足になったのです。

イオン交換膜製塩法を採用したのは、日本が世界で最初で、現在でも日本と韓国くらいしかないそうです。
専売制が廃止された現在では、さまざまな会社から、独自の濃縮法や煮詰め方により個性のある塩がたくさん発売されています。また、海外のユニークな塩も簡単に手に入るようになりましたが、日本国内の主流はまだまだ精製塩のようです。

長期に渡るミネラル不足によって、高血圧や糖尿病、アトピー性皮膚炎や花粉症、食物アレルギーなど、昔はさほど多くなかった病気が急増しています。
これらの現代病と呼ばれる疾患を予防するためにも、不足している微量ミネラルをバランス良く摂取する必要があると言えます。

不足原因その2.化学肥料の使用や連作により、土壌も野菜もミネラル不足に

外国に比べても、日本の土地はミネラルが少ない

日本の土地は、海外に比べてもともとミネラルが少ないと言われています。 ミネラルウォーターをみても、海外のものは豊富なミネラル分を含んでいますが、日本のものはかなり少なく、わざわざミネラル分を加えているものもあるくらいです。

これに加え、度重なる化学肥料や農薬の使用によって土のミネラルバランスが崩れているため、野菜や穀物自体に含まれるミネラル量も昔に比べて減少してしまっているのです。

下記のグラフは、1991年に公式な計測値としてイギリスで公表された数値ですが、2015年現在では更に10%程度は減少していると想像され、また、世界中で同様の結果であると思われます。

【食品のミネラル含有量の過去50年間との年比較データ(1991年)】

  • 食品全体
  • 野菜
  • 果実
  • 肉(豚ロース)、ウナギ、子牛

不足原因その3.加工食品や精製された食品でミネラルバランスが崩壊

加工食品の多用で、偏ったミネラルだけ過剰摂取という問題も。

現代人のミネラル不足の原因として、見逃せないのが急激な食生活の変化です。
現代の食物は昔に比べてミネラルが減っていることはお分かりいただけたと思いますが、ただでさえ少ないミネラルを、加工・精製することでさらに少なくしてしまっているのです。
例えば米、小麦、砂糖などの食品は、精製が進むほどミネラルは失われていきます。より食べやすく、よりおいしいものを、と食品を精製すればするほど、ミネラル量は減少してしまうのです。

加えて、インスタント食品やレトルト食品などの加工食品では、工程が増える分、さらにミネラル量は減少します。 それだけではなく、これらの食品には保存料や色素、旨味調味料や発色剤などの多種類の添加物が使用されており、ナトリウム分も過多になっています。

また、多くの清涼飲料水や加工食品には、添加物として「リン酸塩」が加えられています。リンもミネラルですが、ナトリウム同様、過剰摂取が問題になっている栄養素で、摂り過ぎるとカルシウムの吸収を妨げてしまいます。
カルシウムとリンは1:1の割合で摂るのが望ましいのですが、現代の食事はリンの摂取量が多く、カルシウムの摂取量が追いついていない場合がほとんどです。

添加物

便利でおいしい食事をいくらたくさん摂ったとしても、お腹は満足するかもしれませんが、栄養分がカラダの中に吸収されなければ意味がないのです。

  • 動植物にもミネラルは必要
  • ミネラル不足による様々な不調
  • 現代人はミネラル不足
  • 人間だけじゃない動植物も細胞にはミネラルが必要
  • ミネラル不足による様々な不調とは
  • 海洋ミネラル結晶を考える医学者の会

ページTOP